2008年06月12日
水俣病:「政治解決に期待」 チッソ分社化案、患者団体に強い反発も /鹿児島
6月11日18時1分配信毎日新聞水俣病の原因企業チッソ(東京)の分社化案が、10日の自民党水俣問題小委員会に提案された。与党プロジェクトチーム(PT)による未認定患者救済案がチッソの反対で行き詰まる中、一部の患者団体は「チッソの、PT案受け入れにつながる」と歓迎したが、患者団体の多くや熊本県議からは「救済そっちのけで加害企業を助けるものだ」などの強い反発の声が上がった。PT案受け入れを表明している2団体のうち「水俣病出水の会」(出水市)の尾上利夫会長は同市内で会見し「これでチッソがテーブルにつき、一気に政治解決に向かうだろう」と述べ、期待感を示した。一方で、同じく受け入れを決めた「水俣病被害者芦北の会」(熊本県津奈木町)の村上喜治会長は「救済そっちのけで加害企業を救う内容。怒りを感じる」と反発。「将来も患者は出るはず。分社化後もきちんと救えるのか」と疑問を呈した。熊本県議会にもチッソのPT案受け入れ拒否への反発は強い。水俣病対策特別委員長の西岡勝成県議は「交換条件のような形で分社化案が出てくること自体に不快感を感じる」と述べた。
[引用元:Yahoo[毎日新聞]
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